新潟枝豆のお取り寄せ前に
新潟枝豆(えだまめ)の美味しい茹で方
■4パーセントがキーワード
枝豆のきれいなグリーンの色を見ていると、元気が出ます。
枝豆(枝豆)は栄養満点で、ビールとの相性もぴったりです。
まさに枝豆といえば夏の風物詩ですが、美味しい茹で方には、ちょっとしたコツがあります。
それは、塩加減と茹で加減です。
枝豆そのものの分量は、二人分で約250gくらいです。塩は40g用意します。
塩加減は、おいしさに影響します。1リットルの水に40gの塩で4%の塩分になります。
4%の数字には、科学的に美味しさが実証されています。スイカに塩をふると甘味を感じるように、塩加減が豆の甘さに関係してくるのです。
4%が一番美味しい塩加減で、枝豆をぷりぷりと、弾力のあるふっくらとしたやわらかい豆にする効果があります。
■美味しいからって、欲張りは禁物
しかし、塩分が多すぎると、縮んで固くなってしまうので注意が必要です。
それは、浸透圧によって、豆の水分が逃げだしてしまうからです。
*新潟枝豆のおいしいゆで方
- 1、40gの塩を用意します。
- 40gは、塩もみ用に小さじ1杯、茹でる塩として大さじ2杯くらいの目安です。
- 塩の準備ができたら、枝豆を茎からはずして軽く水洗いをして汚れをとります。
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そして、豆皮の両方の端を少し切って、さや切りをします。
さや切りをするのは、塩味がしみこんで美味しくなるコツです。中の実を傷つけないようにさや切りすることも、ポイントの一つです。
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次に、軽く塩(小さじ1くらい)をふって、塩もみをします。
手で強く、ごしごしと握って塩もみをします。
塩もみをするのは、枝豆の皮についている産毛をとるためです。
産毛がとれると、口あたりがよくなり、ぱくっと美味しく食べることができます。産毛があると、口にひっかかったようになるので、塩もみは大切です。
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塩もみをしている間に、鍋に1リットルくらいの水を入れて、火にかけておきます。
塩もみが終わって、ぐらぐらと鍋のお湯が沸騰したら、塩を大さじ2杯入れて、塩もみをした枝豆を洗わないで、そのままさっと入れます。
洗わないのは、塩分をとらないためです。
茹ですぎると、枝豆のうまみが逃げてしまうので気をつけます。3分から5分くらいです。
豆の大きさによって違いますが、概ね3分半の時間です。
キッチンタイマーを使うのもいいし、豆の色をしっかり観察するのもいいです。菜箸で、均等に茹であがるように時々かきまぜるといいです。
一つか二つ食べてみて、ちょうどいい茹で加減であれば、火を止めます。
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茹で上がったら、鍋ごとをザルにあげて水分をきります。
ここでも、洗わないことがポイントです。
氷水で引き締める方法もありますが、水っぽくなるので、うちわであおいで熱をさまします。一気に冷ますと、色が鮮やかにきれいになります。