新潟枝豆のお取り寄せ前に
新潟枝豆(えだまめ)の保存方法と消費期限 - その2
枝豆(えだまめ)は、収穫したと同時に猛スピードで劣化が進んでしまう食物という事は、前のページでご紹介しました。
それでも、日々お忙しいくて直ぐには茹でることができないという場合もあるはずです。
そんな時には、当店の新潟枝豆をお受け取りになったら、すぐに湿らせた新聞紙かキッチンペーパーに包み、さらにビニール袋に入れてから冷蔵庫に入れましょう。
また、店長市川の場合は、近所の農家さんから畑から抜いてきた枝ごとでいただいたりする事も有ります。と言うか、大体この状態です。
こんな時、枝から豆をむしり取ってから茹でるわけですが、この場合でもお忙しくてお時間が無ければ枝切バサミ等で豆を短い枝付きで切り落とし、湿らせた新聞紙かキッチンペーパーに包んで冷蔵庫の野菜室に入れておくようにします。
この時、できるだけ立てた状態で保存するようするのがコツです。冷蔵庫がいっぱいという時は、なかなかできませんが。
また、庭の土に埋めてしまうというのも良い方法です。
このように茹でていない状態でも、前述のように消費期限は2~3日程度しかありません。
出来るだけ早めに茹で、豊富な栄養とともに良い風味を楽しみたいものです。
また、大量にもらった時などは、とてもすべてを食べきることはできないでしょう。
7月~8月にかけてが枝豆(えだまめ)の収穫時期です。
前にも書きましたが、新潟県人は大人から子供まで枝豆が大好きで、たくさん食べますが、収穫の最盛期には集中して複数の人から頂き物をすることがあります。
いくら沢山食べるとしても食べきれずに保存が必要な時があります。
それでも、長期保存することは少ないかもしれませんが・・。
そんな食べきれず長期保存したいときは、茹でたものを冷凍保存しておくのがおすすめです。
冷凍庫でならだいたい1か月くらいの消費期限があります。
冷凍する場合にはやや固めに茹でることがコツです。
茹で上がったらざるに上げ、氷を入れたボウルに入れて流水を流しながら完全に冷ましてしまいます。
後は、キッチンペーパーなどを使ってしっかりと水気を切り、
フリーザーバッグなどに入れてさらにアルミホイルで覆ってから冷凍庫で保存します。
アルミホイルは熱を伝えやすい性質があるので、覆うことでより急速に冷凍することができます。
また、皮を向いて豆だけを冷凍すると、使う時に取りだしやすくておすすめです。
この場合も、固めに茹でてからしっかり水気を切り、フリーザーバッグに入れてから冷凍庫に入れます。そして、使う時には自然解凍か流水で解凍するか、または、軽く湯がいてから使うという方法がありますが、自然解凍はべちべちゃになってしまうのであまりお勧めではありません。一番良いのは軽く湯がく方法ですが、茹で過ぎれば食感も風味もなくなってしまうのでさっとくぐらす程度にします。
それでも、茹でた枝豆(えだまめ)が余ってしまい、つい冷蔵庫に入れておくということはよくあるものです。
皮を剥いてぬめりがある、糸を引くという状態なら、残念ながら腐っている証拠なので食べないで捨てるしかありません。
また、異臭がしたりカビが生えるのも早いので、十分に確認してから口に入れるようにしたいものです。
前述のように収穫時期が7月~8月にかけてと真夏であることも、劣化を早める原因となっているのです。
枝豆を購入する時には、枝付きのものを選ぶのがコツです。枝から切り離すことで、劣化のスピードはさらに加速してしまうからです。
また、産毛にしっかりと覆われ、緑色が鮮やかでふっくらとしているものを選ぶようにしましょう。
茎の付け根が茶色に変色しているものや、付いている葉っぱが元気のないものは劣化が進んでいる証拠です。
しかし、もしも入手したものの色あせなどが進んでしまった場合には、重曹を加えてみると良いでしょう。
重曹を加えることで色あせがストップする上に、早く柔らかい状態に茹で上がります。
塩もみの段階で一つまみ加えたり、茹でる時にお湯に加えたりする方法があります。
また、茹でる前に重曹を入れた水に少し浸けておくだけでも色鮮やかで美味しそうな枝豆が茹で上がるはずです。
早く調理するに越したことはありませんが、もしも劣化してしまった場合も一工夫することで美味しさを取り戻すことができるのです。